【初コラボ】若手鬱ブロガー対談 前編
ども、キノコです。
9月の目標の一つ「とりあえず10個やってみる」を早速実施。
今回は初のコラボ企画です!
以前登場した「ハロー鬱ブロガー」と言ってくれた知人に紹介してもらった
同じく鬱病経験者でブログを書いているQちゃん
唯一インタビュー前に知っていたのは婚約破棄で鬱病になったということ。
「婚約破棄って、、、
ほとんど同い年なのに、なんて経験豊富なんだ。
え、てかどうなったらそうなるの」
これが僕の最初の印象でした。
境遇は同じでも全く理由は異なる。
共通点や異なる価値観のオンパレード。
ビデオ通話で2時間ほどでしたが、非常に濃い時間を過ごしました。
濃すぎて濃すぎて、前編後編の2作になってしまいました!!
前編は主にQちゃんの物語、後編は僕が感じたことを書きたいと思います。
関連記事:
・とりあえず10個やってみる
8月目標の振り返り【結果発表と9月目標】 - ガチリアル本音ブログ
・ハロー鬱ブロガー
友達減ってもいいから言わせてほしい - ガチリアル本音ブログ
今までの頑張りが全て無駄になった
キノコ :ずっと気になってたんだけど、なんで婚約破棄で鬱になったの?
Qちゃん:実は初めて話す。笑
本当に好きだったんだよね。ぶっちゃけもし今彼女が復縁を迫ってきたら、また付き合うと思うな。
めちゃくちゃ彼女に尽くしていたと思う。
仕事で営業は一番嫌いだったけれど、彼女のために頑張れたし、逆に彼女が困っている時は自分が支えるような関係。
好き過ぎていたからこそ、婚約破棄を言い渡された時は何日もご飯も食べられないし、吐いてしまうほどだった。
キノコ :そんなに好きだったんだね。
Qちゃん:そう。今年の2月にスカイツリーが見えるホテルでプロポーズ、OKをもらって、その3ヶ月後に破棄。
「ずっと一緒にいるのが想像できない」と一方的に言われ、色々説明は聞いたけれど、ピンとくる説明はなかった。全く納得できなかったね。
今までの彼女に対して、してきたことや自分の想い、
全てが無駄になった感覚、力が抜け、どうでもよくなった
簡単に言えば、これが鬱になった理由かな。
本当に死のうと思ったね。
キノコ :そんなに短い間に色んなことがあったんだね。
まさに壮絶って感じ。じゃあなんでそれを乗り越えられたの?
小さな罪悪感が無くなっていった
Qちゃん:時間が解決してくれたって感じかな。
旅が元々好きで、破棄されてから、とある方と福岡に行ったんだけど、
その旅がまさに”人の優しさに触れた旅”で。今でもその方とは連絡を取っているね。
あと地元の友達の存在も大きいね。
婚約破棄される前に婚約を祝ってくれた友達なんだけど、破棄されてからは僕のどこかに罪悪感があったんだ。
だけど、その友達が飲みに誘ってくれて、破棄されたことを気にしないで接してくれた
本当の友達ってこういう人のことを言うんだと気付いたね。彼らのおかげで、人に触れることがまた楽しくなってきたって感じだね!
破棄を受けて、変わったこと
Qちゃん:何もなくなったからこそ、改めて自分は何の為に、誰の為に生きていくんだろうということを考えたんだ。
今しかできないことをしたい。そう強く思った。
変わったことは主に3つ。
男としての価値が上がった
人生適当でいい
こわいものがなくなった
失ったからこそ、この3つにたどり着いたんだと強く思うね。
ぶっちゃけ鬱ってどう思う?
Qちゃん:正直鬱なのかどうかの見当はつかない。
「鬱じゃないでしょ?」と人によく言われるし、
僕自身、ポジティブ鬱病だと思うwww
治るの定義も無いし、何が原因かもよく分からない。自分にとってはどうでもいいことでも、他の人にとっては深刻なことかもしれない。
大事なことは仮病でも、キノコみたいに救急車で運ばれても、すべて認めて(受け入れて)あげることかなと。
キノコ : 確かに。こう考えると、鬱は特別なものでもなんでもなく、誰しもなり得る日常的なものなんだって思うね。
Qちゃん:そうだね。あと思うのは鬱だからって言い訳してはいけないこと。
プロとしてやるなら、その辺の割り切り方は絶対必要だと思うね。プライベートで見せるのはいいけれど、仕事上には絶対に持ち込んじゃダメだね!
キノコ :まさに、最近考えていたことだわ!
人に気を使わせたりは絶対にしてはいけないし、自分を鬱だからしょうがないって正当化させることもしちゃいけないよね。
お金の話
Qちゃん:やっぱりフリーで生きていく限り、お金は必要だよね。お互いの目標について語ろうよ。
(キノコの目標はQちゃんのブログをどうぞ)
一年目は1万、二年目は10万、三年目は100万。
僕はブログを書いている時は”仕事”っていうんだけど、そういうことって大事だと思うんよね。
プロ意識っていうか、本気で稼ぐことに対する信念を持っている。その目標に対しては必ず何があってもやりきる。
いい加減にやっていない証明になるしね!
キノコ :ちなみに俺は自分一人だと経済的なことはあまり気にしないんだけど、守るものがいるっていうのはどんな感覚だった?
Qちゃん:守りたい人がほしいものとかしたいことは出来るだけ叶えてあげたいし、お金がないから出来ないという言い訳は絶対にしたくないんだよね。
だからこそ、安定的な収入は欲しいなって思う。でもフリーだと0円もあれば50万円もある。ちなみに会社でベーシックインカムとして収入得て、兼業でブログをするのが最強のやり方だと思う。
結局、人って「応援してるよ」っていう言葉も嬉しいけれど、お金が一番嬉しいんじゃないかな。
誰かを応援したい、例えばクラウドファンディングでポンとお金を出せられる状態。言葉はもちろん、本当の意味での応援ができればいいなって思ってるね。
最後に
対談を通して、Qちゃんの目標に対する熱い信念を肌でビリビリと感じることができました。
僕自身、鬱が最近口癖のようになり、どこか自分を正当化させる、バリアーを張っているような感じであった、
収益化への志がそんなに高くなかったので、話を聞いていて、ぶっちゃけ焦ったし、アクション量と意志の強さを聞いて、俺も負けたくないと純粋に思えました。
また鬱という地獄の経験をした二人が、前以上に今ハツラツとイキイキと生きていることが本当に嬉しいことだと思ったし、
鬱になっている人や心が苦しい人、なったことない人も含めて、何か活力や理解、気づきを与えられる記事になっていれば、とっても嬉しいです。
あとは不謹慎だけど、彼女さんがすごく可愛かったです。
後編もお楽しみに!!
そんなQちゃんのブログはこちらから。