ガチリアル本音ブログ

自分らしく自分の人生を歩む

鬱の人が周りにいたら、こうしてあげてほしい

ども、キノコです。

おかげさまで、僕のプロフィールを綴ったブログが、反響がありました。

今までお世話になった友人に向けて書いたので、多くの人に読んでもらい、知っていただいて嬉しいです。ありがとうございます!

さて、今回のブログですが、タイトルの通り、

鬱の人や悩んでいる人がいた時の向き合い方について書きたいと思います。身の回りの人で、僕みたいな人がいるのを想像して見ていただければと思います。僕が当事者だったからこそ、感じたことを全て書きたいと思います。

 

鬱ってなんかヤバイんでしょ?

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ぶっちゃけ僕みたいな明るいやつ(外面)は鬱になると思わなかったですし、弱い人がなるものだと思っていました。だからこそ、ストレスが溜まり、生活習慣が荒れても、「自分は大丈夫だ」と言い聞かせて、心の声を無視していました。

今思えば、僕の心は今までに何度もSOSを出していたのです。それを僕はあらゆる方法で、すべて無視して来た結果、今回のことに至ったのです。僕の場合、体が先にSOSを出して、耳が聞こえなくなり、病院にいくという結果になりましたが、そんな人ばかりではないと思います。

もし体に何も異常がなかったら、僕はあのまま爆弾を抱えたまま、進んでいたことでしょう。大半の人は体に何か起これば病院に行くのに、心になると僕のように考え、病院に行きません。ずっと我慢してしまい、重度の心の病になったり、最悪の場合、自ら命を絶つ選択肢を取るかもしれません。まず考えて欲しいのが、

鬱=特殊、弱い などの考え方を捨てて下さい。鬱になる可能性は誰にでもあり、特別なものではないと思います。僕は周りに救われ、鬱になったと打ち明けたら、イイねと賞賛されましたが、結局SNSで言うのはかなりためらいました。(発信大好き人間なのに)それはまだ世間においては、鬱はそのようなイメージであり、特殊な扱いや見方をされるのが嫌だったからです。

鬱になったと言えば、周りからそう見られ、やりにくくなったり、社会復帰や就職において不利になるとも思いました。事実、現状は就職は不利になると聞いたことがあります。でも僕は隠して生きるのではなく、事実やリアルを伝えれる人になりたいし、勇気を届けたいということで、発表しました。

話を戻すと、鬱は日常的にありふれていることです。誰しもがそのリスクを持っていると思うのです。対人関係に疲れている人はたくさんいますが、その延長線上に鬱はあります。そのことだけは忘れないでほしいです。

 

ぶっちゃけ本当にしんどいから、こうしてほしい

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僕は簡単に言えば、対人関係が問題で精神的に病んでしまいました。ただ地球にいる限り、必ず向き合わないといけません。今も完璧にできるようになったかと言われれば、そうではないし、まだこわいと思うことも沢山あります。

特にまだ大勢を目の前にした場合、こわいです。僕は必ず様々な人の表情や気持ちを考えてしまい、自分を大切にしなかったり、思ってもいないことを発してしまったりするでしょう。それも少しずつ克服している・しようとしていることは事実です。

僕自身、周りの人に本当に恵まれていたなあと思うのですが、弱っていた時に「こうしてほしいな」と思うことがいくつかありました。

 

その1:基本そっとしておいてほしい

親切心から「話聞かせて」と言う方がいらっしゃると思うのですが、まだその当事者が話をしたくない場合や話ができる状態でない場合があります。僕がカミングアウトしたのはある程度自分で「そろそろ整理も出来てきたし、両親や身近な人にも話せて、心の拠り所が出来たな」と思ったからなので、問題ないのですが、

もし本人が整理もついていない、人と話したくない状態で「話聞かせて」と言われると辛いものがあります。断るに断れずに、話を無理やりしても正直何も良いことがありません。アドバイスをもらっても、正直聞く状態になっていないので、意味がないでしょう。無責任に話を振るのは本当にやめた方がいいと思います。

「相手のこと考えてあげている 俺/私 良いやつ」というただの質問者の身勝手な自己満になるケースだと言えるでしょう。振るのであれば、責任を持って、その人を本気で理解した上でお願いします。ちなみに例外で、普段から話している人や心を許している方であれば、ゴリゴリに来てくれた方が嬉しい場合もありますが、まずはそっとしてあげてください。

基本は無理に関与することなく、本人が話をしたくなった時を待つのが良いと思います。「話がしたくなったらいつでも言ってね」と言ってもらえる方が、ちょっと無責任に聞こえるかもしれませんが、僕自身は一番心がおだやかになりました。

 

その2:話をじっくり聞いた上で、状況を把握してほしい

2つ目の話をする前に、大前提の話になるのですが、本人にもフィーリングなどで「話したいと思う人」と「話したくないなと思う人」、または話したくない環境があるはずです。(僕の場合は大人数やワイワイ系、利益関係の環境)

話したくない人にはまず話しません。話をするにしてもある程度解決してからになると思います。僕の場合、当時は、家族にも誰にも言えなかったです。(どうすればいいのかが分からなかった)それでも、たまたまシェアハウスに住んでいて、人の出入りがたくさんあり、さらに幸運なことにそのシェアハウスは「やりたいを仕事にしている」人がたくさんいる場所でした。そのおかげで、比較的気が合う人もいたこともあって、少しずつ自分をさらけ出すことが出来ていました。

何が言いたいかと言うと、自分の話したい人(気が合う)には話すのです。僕の場合は、シェアハウスという利益関係のないコミュニティ(ただいるだけでいい)、自分がしたい生き方をしている人がいて、なおかつ同じような経験がある人がいました。その3拍子が揃って、初めて話そうという気になったのです。

「でもコレって本人次第だから、私たちは知り得なくない?」と思った方、確かにそうです。ただ分かり得ることはいくらでもできます。本人から連絡がこない、最近会っていない等。そういう人へ話したくなるとは到底思えません。だからこそ、何もしてもらわない方が嬉しいのです。なぜなら話したい人に話したいのですから。

ここで注意ですが、話したくないというのは別に嫌いだからではありません。友達や知り合いとしては好きで、尊敬もしているけど、フィーリングや考え方が合わなかったりするものです。人間ですからね。それだけの違いです。

 

話をその2に戻すと、これはアドバイスや声をかける人に言えるのですが、例えば

「鬱だから明るくなれるイベントにいけばいい」「この先生めっちゃ俺に合うから、ぜひお前も会ってみな」と言われても、まず動けません。なぜなら、そこに本人の気持ちや状況が入っていないから。何も聞いていないのに、アドバイスする側の意見と主観だけで決めては絶対にいけません。そうではなく、まず当事者のことを理解してあげる。

今、どういう状態で、どういう気持ちで、どういう意志があるのかを自分の言葉で言ってもらう。過去を一緒に振り返ってもいいかもしれません。

それを踏まえた上で、アドバイスをしてあげるのが一番納得ができ、信頼関係もうまれ、行動がしやすくなります。何度も言いますが、本人の意志を尊重するのが第一です。例え、経験したことがあったり、無くともその手の知識は豊富で、正解の方法を知っていても、無理に押し付けて行動させないようにしてほしいです。

 

 その他

・心の準備をさせてください。いきなりはこわいです。笑

事前に「この日に話す」をLINEでやりとりをしておきましょう。話したくない時もあるので、断る場合もありますし、日を決めて話す場合もあります。心に不安感を与えないやり方が優しいし、嬉しいかなと思います。

僕の場合、人を目の前にすると、外面がいいので、笑ってもらおうと思って、適当に思ってもいないことを言う危険性が80%あるので、僕は、親とちゃんと話す時や上司に想いを伝える時は、事前に言いたいことをまとめておいて、それを基にちゃんと伝えられるように・対話ができるように準備していました。

だから前触れなく、電話がかかってくるだけで、心に大ダメージを食らいます。心の準備ができてから挑まないと成り行きに任せた行動になり、いつも後悔してしまいますから。

 

・本人がまだ打ち明けていない場合

仕事の話はしたくないけれど、ただ何か話はしたいと思うことも僕はありました。そんな時に一番嬉しいのは単にたわいもない日常的な会話。本人がハマっていることや最近あったびっくりした話など。

「元気がないな」と感じてあげたなら、無理に仕事の話ではなく、何でもない話をして&聞いてあげてください。徐々に信頼に繋がって、打ち明けたくなるようになるかもしれません。過保護のように思うかもしれませんが、これは紛れもなく、僕たちが今までしてきたコミュニケーションです。子供の頃は、利益や下心、見栄などなく、そうやって、自然に友達を作ってきましたもんね。

そして打ち明けてくれたら、「ありがとう」と言ってあげましょう。非常に勇気のある行動ですから。

 

でもぶっちゃけ難しいですよね。そして最後に

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実際。僕からすれば、声をかけてくれるだけで本当に嬉しいです。それが例えどんな言葉であっても。自分のためを思って、言ってくれているのですから。ただ、心は今はきついよと悲鳴をあげている。この2つの感情と相手への感謝とかをうまく伝えたいんですよね。

その為には自分だけでなく、相手の理解も必要だと思っています。僕のブログを読んで、今きっとこういう気持ちなんだから、もう少し時間をあけてあげようかなとか、仕事の話はしないであげようかなとか、そういう少しの相手への思いやり一つで結果は大きく変わると思うんです!

そういうことをブログを通して伝えたいんだなあと改めて思いました!

 

 

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